片付け

横浜で実家を片付けるなら|燃やすごみは自分で運べば1キロ13円。粗大ごみは1回9個まで、業者は許可業者82社から

杉野 一樹

本ページはプロモーションが含まれています。

親が横浜市に住んでいて、実家の片付けをすることになった。まず知りたいのは、市にどこまで出せて、いくらかかるかです。横浜市では、引っ越しや遺品整理で出た大量の燃やすごみを焼却工場へ自分で運べば、手数料は1キロ13円です。1トンなら1万3,000円。粗大ごみは品目ごとに1点200〜2,200円です。この記事は、横浜市の案内と許可業者の一覧から、実家のごみの出し方を整理します。

この記事で分かること
  • 粗大ごみは受付センターに申し込み、1点200〜2,200円。1回の申込みは9個まで、収集まで2週間ほどかかります
  • 引っ越しや遺品整理で出た大量の燃やすごみは、焼却工場へ自分で運べば1キロ13円。区の資源循環局事務所に6日前までに申し込みます
  • 業者に頼むなら市の一般廃棄物収集運搬業の許可業者から。新規を受け付ける82社のうち、一時多量ごみの収集と片付け作業の両方に○が付いているのは55社でした(2026年9月1日時点)
実家じまいの5段階。お墓、仏壇・位牌、片付け、家をどうするか、解体。この記事は片付け
この記事は③片付けの、横浜市の実家の話です。

片付けを始める前に、借金の有無と相続放棄をするかを確かめてください。遺品を処分すると、放棄できなくなることがあります(親が亡くなったあとの手続きと期限の一覧|7日・14日の届出から、3か月・10か月・3年まで。取り返しがつかないのは3か月)。横浜市のお墓の話は横浜で親のお墓を探すなら|市営の新設墓園と納骨堂の募集数・使用料・申込資格に書きました。

横浜で実家のごみを出す3つの道。粗大ごみ、焼却工場へ持ち込む、市の許可業者に頼む
量と手間で、3つの道を使い分けます。

先に、遺品整理の見積もりを取りたい人はこちら

【遺品整理110番】で無料見積してみる

粗大ごみは、1点200〜2,200円

横浜市の粗大ごみは、粗大ごみ受付センターにインターネット・チャット・LINE・電話で申し込みます。市の案内では、受付から収集まで2週間程度で、収集の申込みは1回9個までです。自宅前の道路際や集積場所で収集します。

手数料は品目ごとに決まっています。横浜市の粗大ごみ品目一覧(536品目)を見ると、手数料は200円・500円・1,000円・1,500円・2,200円の5段階でした。実家でよく出る品目の例です。

  • 布団・マットレス(2枚まで1組)… 200円
  • 自転車、カーペット類、こたつ… 500円
  • ソファー(1人用)… 500円、2人以上用… 1,000円
  • ベッドの枠… 1,000円
  • 食器棚・木製たんす(長辺1m未満)… 1,000円、1m以上… 1,500円
  • 学習机(両袖あり)… 1,500円
  • スプリング付きのベッドマットレス… 2,200円

市内4か所の施設に自分で運ぶこともできます。事前の申込みが必要で、手数料は収集と同じ額です。1日に持ち込めるのは20個までです。

1回9個まで・2週間かかるので、家1軒分の家具を粗大ごみだけで出すと、何回にも分けることになります。量が多いなら、次の焼却工場への持込みや許可業者と組み合わせてください。

広島市は、大型ごみを自分で施設へ運べば処分手数料がかかりません(広島で実家を片付けるなら|大型ごみは自分で運べば手数料なし。収集は1回10点・合計3,000円以内)。

大量の燃やすごみは、焼却工場へ1キロ13円

横浜市は、引っ越しや遺品整理などで家庭から一度に多量に出るごみを「一時多量ごみ」と呼んでいます。市の案内によると、出し方は次のとおりです。

  • 燃やすごみ… 市内の焼却工場へ自分で持ち込める。手数料は1キロ13円。お住まいの区の資源循環局事務所に、6日前までに申し込む
  • 燃えないごみ・資源物… 持込みの手数料はかからない。量が多いときは事前に連絡する
  • 粗大ごみ… 粗大ごみ受付センターに申し込み、品目ごとの手数料

1キロ13円は、1トンで1万3,000円です。ほかの都市と比べてみます。

家庭ごみ1トンを市区に出すときの手数料の比較。大阪市9,000円、横浜市1万3,000円、名古屋市2万7,000円、杉並区4万6,000円
自分で運べば、横浜は1トン1万3,000円です。

大阪市は自分で運べば1トン9,000円(大阪で実家を片付けるなら|自分で運べば1トン9,000円。粗大ごみ・自己搬入・許可業者271社の使い分け)、名古屋市は2026年10月から1トン2万7,000円(名古屋で実家を片付けるなら|2026年10月1日から粗大ごみの線引きと料金が変わる。許可業者は「どこから頼めるか」で選ぶ)、杉並区は区が集める臨時ごみで1トン4万6,000円です(東京で実家を片付けるなら|家庭のごみを集めるのは「区」。23区の臨時ごみ、ごみ屋敷の条例と支援、業者に頼む前に聞くこと)。福岡市は10kgごと140円(1トン1万4,000円)で、遺品整理のごみに限った許可制度もあります(福岡で実家を片付けるなら|遺品整理のごみを一体で運べる「限定許可」は2社だけ。自分で運べば10kg140円)。札幌市は、400リットルを超える多量ごみの運搬を頼める先が公社だけです(札幌で実家を片付けるなら|400リットルを超える家庭ごみの運搬を頼めるのは環境事業公社だけ。大型ごみは1回10個まで)。京都市はクリーンセンターへの持込みが100kgまで一律1,500円です(京都で実家を片付けるなら|クリーンセンターへの持込みは100kgまで1,500円。大型ごみは400〜2,400円)。神戸市は燃えるごみが10kgで80円です(神戸で実家を片付けるなら|遺品整理での持込みは「亡くなってから1年以内」。燃えるごみは10kg80円)。

注意:手数料が安くても、運ぶ車と人手は自分たちで用意することになります。業者の見積もりと比べるときは、「運び出しと運搬」の分がいくらかを見てください。

同じ千葉県側では、千葉市が10kgで290円(1トンで2万9,000円)です(千葉で実家を片付けるなら|市外に住む子でも、親のごみを運べる。持ち物は身分証明書2つ)。横浜市の1キロ13円のほうが安く済みます。

業者に頼むなら、市の許可業者から

家庭のごみを運べるのは、市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者です。横浜市の「遺品整理や家の片付けを業者に依頼する際の注意点」は、次のことを挙げています。

  • 遺品整理業者に頼むなら、その業者が一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているか必ず確かめる
  • 持っていなければ、不用品の処分は許可業者に頼む必要がある
  • 無許可業者による処分は法律違反で、回収された不用品が不法投棄された事例や、不適正な保管で火災が起きた事例がある
  • 横浜市の許可業者は、収集車両とチラシ広告に4桁の許可番号を表示している

横浜市の「一般廃棄物収集運搬業許可業者一覧」(令和8年9月1日時点)には94社が載っています。このうち12社は新規の客を受け付けていないので、頼めるのは82社です。82社のうち55社は、「一時多量ごみの収集運搬」と「不用品などの片付け作業」の両方に○が付いていました。

どの業者に頼めばいいか分からないときは、横浜市一般廃棄物許可業協同組合(045-662-2563)に紹介を頼めると、市のよくある質問が案内しています。家財を買い取ってもらうなら、古物商の許可も必要です。業者の選び方の全体は遺品整理の業者はどう選ぶ?ランキングより先に見る許可と書面に書きました。

【遺品整理110番】で無料見積してみる

業者に見積もりを頼むときは、横浜市の一般廃棄物収集運搬業の許可番号(4桁)と、処分を誰が運ぶかを見積書に書いてもらってください。

ごみ屋敷の状態なら、区の福祉保健課へ

横浜市には、いわゆるごみ屋敷に対応する条例があります(横浜市建築物等における不良な生活環境の解消及び発生の防止を図るための支援及び措置に関する条例、2016年12月1日施行)。市の案内によると、相談は各区の福祉保健課が受け付け、支援には次のようなものがあります。

  • 調査… 条例の対象かどうか、家族の状況や福祉サービスの利用などを確かめる
  • ごみの排出支援… 近隣の生活環境が損なわれていて、本人だけでは解消できず、本人が同意している場合
  • 指導・勧告・命令・代執行… 働きかけを続けても応じず、危険が大きい場合

親が存命で実家がごみ屋敷になっているなら、業者より先に区に相談してください(実家がごみ屋敷になっていたら|業者より先に、自治体に相談する理由)。

横浜市とほかの11都市を並べた比較は実家の片付けは市でここまで違う|粗大ごみの線引きは30cmから90cmまで、1トンの手数料は5.7倍に書きました。粗大ごみの線引きも1トンの手数料も、市によって大きく違います。

家族に送る用(コピーしてLINEへ)

横浜の実家の片付けのこと、調べたので共有します。

  • 粗大ごみは1点200〜2,200円です。ただ1回に出せるのは9個までで、収集まで2週間ほどかかります
  • 大量の燃やすごみは、焼却工場へ自分で運べば1キロ13円(1トンで1万3,000円)です。区の資源循環局事務所に6日前までに申し込みます
  • 業者に頼むなら、市の許可業者から選びます。車やチラシに4桁の許可番号が出ているそうです
  • 片付けは、借金の有無を確かめてから始めたいです
  • 運び出しを家族でやるか、業者に頼むか、一度話せますか

よくある質問

よくある質問①

横浜市の粗大ごみはいくらですか

品目ごとに1点200〜2,200円です。横浜市の粗大ごみ品目一覧(536品目)では、手数料は200円・500円・1,000円・1,500円・2,200円の5段階でした。たとえば自転車は500円、ベッドの枠は1,000円、長辺1m以上の木製たんすは1,500円、スプリング付きのベッドマットレスは2,200円です。申込みは1回9個まで、収集まで2週間ほどです。

よくある質問②

遺品整理の大量のごみは、市に出せますか

燃やすごみは、焼却工場へ自分で運べば1キロ13円で出せます。横浜市は、引っ越しや遺品整理で一度に多量に出るごみを「一時多量ごみ」としています。お住まいの区の資源循環局事務所に6日前までに申し込みます。燃えないごみと資源物は持込みの手数料がかかりません。

よくある質問③

横浜で不用品回収を頼むとき、何を確かめればいいですか

横浜市の一般廃棄物収集運搬業の許可です。許可業者は、収集車両とチラシに4桁の許可番号を表示しています。令和8年9月1日時点の許可業者は94社で、新規を受け付けているのは82社、そのうち一時多量ごみの収集と片付け作業の両方に○が付いているのは55社でした。紹介は横浜市一般廃棄物許可業協同組合に頼めます。

よくある質問④

実家がごみ屋敷です。どこに相談すればいいですか

区の福祉保健課です。横浜市は2016年12月から、ごみ屋敷に対応する条例を施行しています。調査のうえ、近隣の生活環境が損なわれていて本人だけでは解消できない場合には、本人の同意を得てごみの排出を支援することがあります。

出典

  • 横浜市「粗大ごみの収集をしてほしい」「粗大ごみの持込みをしたい(自己搬入)」「一時多量ごみ(引っ越しや遺品整理など)」(いずれも2026年8月21日更新)
  • 横浜市粗大ごみインターネット受付「品目一覧」(2026年9月19日閲覧)
  • 横浜市「一般廃棄物収集運搬業許可業者一覧」(令和8年9月1日時点)、「遺品整理や家の片付けを業者に依頼する際の注意点」
  • 横浜市「不良な生活環境の解消・発生防止」(ごみ屋敷対策)
ABOUT ME
杉野 一樹(ペンネーム)
杉野 一樹(ペンネーム)
実家じまいサイト運営者
実家じまいに関わる費用・手続き・業者選びについて、自治体や省庁などの公的資料、統計データ、各事業者の公開情報をもとに調査・整理しています。墓じまい、仏壇・遺品整理、空き家、相続など、初めて実家じまいに向き合う方が「何から始めればいいのか」「いくらかかるのか」「どこに頼めばいいのか」を判断できるよう、できるだけ分かりやすくお伝えします。
記事URLをコピーしました