合祀墓とは何か|読み方、遺骨はどうなるか、永代供養との違い、公営7都市の使用料(9,100円〜12万円)
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墓じまいのあとの納め先として、いま一番増えているのが合祀墓です。鎌倉新書の2026年の調査では、購入したお墓の16.4%が合祀墓・合葬墓で、前年から大きく伸びました。合祀墓は、多くの人の遺骨を一つの場所に一緒に納めるお墓です。公営なら1体9,100円から。ただし、納めた遺骨は取り出せません。この記事は、読み方から、遺骨がどう扱われるか、永代供養との違い、公営7都市の使用料と資格までを、各自治体の募集要項でまとめます。
- 読み方は「ごうしぼ」。合祀(ごうし)は「一緒に祀る」、合葬(がっそう)は「一緒に葬る」で、合祀墓・合葬墓・合同墓・合葬式墓地は同じものを指します
- 遺骨は骨壺から出して、他の人の遺骨と一緒に納められます。札幌市は「納骨後のご遺骨の引き取りは一切できません」、神戸市は「合葬施設へ納骨された遺骨は返還できません」と明記しています
- 公営の使用料は1体9,100円(札幌)〜12万円(名古屋)。管理料は不要な施設が多く、通年・先着で申し込める自治体と、年1回の抽選の自治体があります
- 永代供養は「誰が管理するか」、合祀は「どう納めるか」の言葉です。永代供養墓の多くは、一定期間のあと合祀されます

読み方と意味:合祀(ごうし)と合葬(がっそう)は同じものを指す
「合祀墓」は「ごうしぼ」と読みます。「合祀」は神道で複数の神を一つの社に祀ることを指す言葉で、仏教のお墓にも転用されて「複数の人の遺骨を一つの場所に祀る」意味で使われています。「合葬(がっそう)」は「一緒に葬る」で、意味はほぼ同じです。
呼び方は施設ごとに違います。公営では、東京都が「合葬埋蔵施設」、横浜市・大阪市・浦安市・市川市が「合葬式墓地」、名古屋市が「共同埋蔵墓」、札幌市が「合同納骨塚」、神戸市が「合葬墓」と呼んでいます。民営や寺では「合祀墓」「合同墓」「共同墓」「永代供養墓(合祀型)」です。名前が違っても、中身は「骨壺から出した遺骨を一つの場所に一緒に納める」施設です。
遺骨はどうなるか:骨壺から出し、一緒にし、取り出せない
合祀の中身を、募集要項の文言で確かめておきます。
- 札幌市 合同納骨塚… 「ご遺骨は、骨壺等から取り出して他の方のご遺骨と一緒に納骨されるため、納骨後のご遺骨の引き取りは一切できません」。納骨は職員が当日か翌営業日に行い、申請者は立ち会えません。「この施設には、引き取り手のない方のご遺骨(無縁遺骨)も納骨されています」とも書かれています
- 神戸市 鵯越合葬墓… 「合葬施設へ納骨された遺骨は返還できません」
- 東京都 都立霊園… 「直接共同埋蔵」は納骨時に速やかに共同埋蔵、「一定期間後共同埋蔵」は使用許可日から20年間個別に保管した後に共同埋蔵
- 大阪市 瓜破霊園… 直接合葬は「ご遺骨を骨壺から取り出して合葬室へ共同埋蔵」。10年間・20年間保管後合葬は、使用許可日から数えて保管したあと共同埋蔵
つまり、合祀墓には2つの型があります。最初から一緒にする「直接合祀(直接共同埋蔵)」と、10年・20年は個別に保管してから合祀する「保管後合祀(一定期間後共同埋蔵)」です。保管期間中なら返還できる施設がありますが、合祀されたあとは、どの自治体も返しません。納める前に、家族と親族が「取り出す可能性はない」と決めていることが条件です。
遺骨の形も施設で違います。札幌市は骨壺から取り出して納骨。横浜市の合葬式納骨施設は粉状の遺骨を個人単位で収蔵し、都立の樹林型には粉状の遺骨の区分があります。「骨壺のまま」「袋に移す」「粉状にする」のどれかは、募集要項に書いてあります。

永代供養との違い:軸が違うので、対立しない
「合祀墓と永代供養墓はどう違うのか」という質問には、「軸が違う」が答えです。
- 永代供養… 「誰が管理・供養するか」の言葉。承継者の代わりに、墓地の経営者が管理と供養を引き受けること。法律には出てきません
- 合祀… 「どう納めるか」の言葉。骨壺から出して、他の人と一緒に納めること
永代供養墓の多くは、一定期間のあとに合祀されます。厚生労働省の標準契約約款(埋蔵管理委託型)が「埋蔵から○年を経過したときは、経営者は所定の合葬墓又は納骨堂に焼骨を移すことができる」と定めているとおりです。合祀墓は、その「最終的に行き着く場所」に、最初から納める形です。だから安い。
「永代供養墓」と書かれた施設を見たら、確かめるのは「個別に置く期間が何年で、そのあと合祀されるか」です。永代供養そのものは永代供養とは何か|「永代」はずっと個別に置くという意味ではないに、樹木葬の3つの型(合祀型・集合型・個別型)は樹木葬とは何か|仕組み・3つの型・費用の実額と、永代供養との違いを国の約款で読むに書きました。樹木葬の合祀型と、合祀墓は、木があるかどうかの違いです。
費用の実額:公営7都市で9,100円〜12万円
公営の合祀墓の使用料は、遺骨1体あたりで公表されています。最初から合祀する型、市民料金で並べます。
- 札幌市 合同納骨塚… 9,100円。管理料なし。申請時に現金一括。市は2027年度に受入れの上限に達すると見込んでいます(札幌で親のお墓・納骨堂を探すなら|合同納骨塚は1体9,100円。納骨堂256施設の見分け方と、市営霊園の管理料6,800円・今年の減免期限)
- 浦安市 合葬式墓地(合祀室)… 35,000円
- 大阪市 瓜破霊園 合葬式墓地(直接合葬)… 50,000円。管理料なし。市外の申込者は1.5倍
- 東京都 八柱霊園 合葬埋蔵施設(直接共同埋蔵)… 53,000円。小平霊園は58,000円。管理料なし
- 市川市 合葬式墓地… 71,000円
- 千葉市 桜木霊園 合葬墓(直接合祀)… 60,000円。通常納骨は70,000円。管理料なし(千葉で親のお墓を探すなら|市の合葬は4万円から。平和公園の樹木葬と桜木霊園の合葬墓、申込区分で入口が変わる)
- さいたま市 合葬式墓地(1体用)… 140,000円。管理料なし。20年は骨壺のまま保管し、その後に共同合祀(埼玉で親のお墓を探すなら|さいたま市営の樹林型は1体10万円。合葬式は20年骨壺のまま、違いは「個別の期間と名前」)
- 仙台市 いずみ墓園 合葬式墓所(直接合葬)… 47,400円(永代管理料込み)。市営墓地を返して改葬するなら、使用料38,000円は何体でも1回(仙台で親のお墓を探すなら|2026年10月1日から随時申込みに。いずみ墓園の合葬式は4万7,400円、市営墓地を返す人はもっと安い)
- 長岡市 共同墓… 骨壺1個あたり145,000円。20年は骨壺のまま、その後は納骨袋に移します。ただし改葬で申し込めるのは市営の区画墓地を返す人だけ(新潟で親のお墓を探すなら|市営の募集は15区画だけ。墓じまいの移転先は太夫浜霊苑の合同埋蔵1体16万円)
- 鹿児島市 合葬墓(合葬室)… 1柱38,000円。管理料なし。生活保護を受けている人は半額の19,000円。10年保管する個別埋蔵室は88,000円で、その10年間なら取り出せます(鹿児島で親のお墓・納骨堂を探すなら|市営合葬墓は1柱3万8,000円。ただし民営と市外からの改葬は受けない)
- 名古屋市 みどりが丘公園 共同埋蔵墓… 120,000円。市外在住者は144,000円。管理料なし。名古屋市には10年2万5,000円の市営納骨堂(八事霊園)もあります(名古屋で親のお墓・納骨堂を探すなら|合葬式墓地は1体12万円、八事の市営納骨堂は10年2万5,000円。無縁墓の改葬が全国の4割を占める街で確かめること)
- 横浜市 日野こもれび納骨堂 合葬式… 74,800円+管理料46,200円(60年分を一括)=121,000円
京都市の深草墓園は、納骨堂の形で合葬しています。永年納骨の市内料金は、粉骨する区分が20,000円、そのままの区分が50,000円です(京都で親のお墓・納骨堂を探すなら|市の深草墓園は納骨2万円・樹木型18万円。墓じまいが政令市で2番目に多い街で確かめること)。
同じ「最初から合祀」で、9,100円から12万円まで13倍の差があります。自治体の考え方の差で、施設の差ではありません。
神戸市の鵯越合葬墓の合葬施設は50,000円で、市立墓園を返還するために改葬する人は半額の25,000円です(神戸で親のお墓・納骨堂を探すなら|市は一般墓の新規募集をやめた。鵯越合葬墓は5万円、墓じまいからの改葬は半額)。広島市の高天原墓園の合葬墓は、焼骨1体50,000円(管理料込み)です(生前申込みはできません。広島で親のお墓・納骨堂を探すなら|市の合葬墓は1体5万円。墓地が7,334か所ある街で、先に確かめるのは管理者)。福岡市の平尾霊園の合葬式墓所は、直接合葬が64,000円です(市内に住民票がない人は96,000円。福岡で親のお墓・納骨堂を探すなら|市の合葬式墓所は6万4,000円。墓じまいする人には抽選のない別枠がある)。
保管後に合祀する型は、これより高くなります。大阪市は10年保管後100,000円・20年保管後150,000円、都立は多磨霊園61,000円・八柱霊園131,000円、名古屋市の個別埋蔵墓(20年後に共同埋蔵)は200,000円(市外240,000円)、神戸市の個別安置施設は10年100,000円です。個別に置く年数が、そのまま価格差です。
民営や寺の合祀墓は、使用料のほかに年会費・護持会費・供養料が付くことがあります。鎌倉新書の調査(2026年、1,267件)では合祀墓・合葬墓の購入が16.4%で、樹木葬47.4%に次いで伸びていますが、平均購入価格は種類別に公表されていません。民営を見るなら、「総額に何が含まれるか」を契約書で確かめてください。
7都市のほかでは、川崎市営の合葬型墓所が1体7万円と管理料3万550円(永年分)です。市営墓地を返して移す人は、使用料が免除されます(川崎で親のお墓を探すなら|市営の合葬型は遺骨ありで2倍以下、生前2体は17.7倍。市営墓地から移すなら随時・3万550円)。
市営の合葬墓を持たない市もあります。静岡市は、愛宕霊堂(納骨堂)の永年収蔵が1体10万6,790円で、最初から合葬する方式です(静岡で親のお墓を探すなら|市営に合葬墓・樹木葬は無い。受け皿は愛宕霊堂の永年10万6,790円、市外に住む子も申し込める)。
熊本市も市営の合葬墓を持たず、墓石を建てない形は期限つきの納骨堂(桃尾霊堂)だけです。そのかわり、市営墓地に管理料はかかりません(熊本で親のお墓を探すなら|市営に合葬墓は無く、管理料はゼロ。熊本地震で墓石が壊れた区画は54%、修理は全額自己負担だった)。
7都市のほかで安いのは岡山市で、上道墓園の合葬墓が1体1万円です。亡くなったとき岡山市民だった人の遺骨なら、申込者がどこに住んでいても随時申し込めます(岡山で親のお墓を探すなら|市の合葬墓は1体1万円、市外に住む子も随時申し込める。墓地の数は政令市で最多)。
7都市に加えて、政令市20市と東京都の公営の合葬墓を同じ項目で比べた記事もあります(公営の合葬墓を20都市で比べた|1体9,100円から16万円。市外に住む子が申し込めるかは、東と西で分かれた)。
すでにその自治体の墓地を使っている人には、別の料金が用意されていることがあります。東京都は、都立霊園の墓を返して合葬式墓地へ移る人から使用料を取りません(都立霊園の墓じまい|八柱・多磨・小平などを返すとき。合葬へ移る「施設変更制度」は使用料なし、ただし更地に戻す費用は自己負担)。

申込資格と募集時期:通年・先着の自治体と、年1回・抽選の自治体
安いぶん、公営には資格があります。7都市の条件はこうです。
- 札幌市… 申請時に札幌市民で親族の遺骨を管理している人(市営霊園を返還する人は市民でなくても可)。生前予約は受け付けない。通年、平岸霊園管理事務所に電話で予約して申請
- 東京都… 申込者が都内に3年以上(一般埋蔵施設は5年)居住。遺骨の人ではなく申込者に資格が付く。募集は年1回、6〜7月に申込み、8月に抽選。令和8年度の合葬は平均6.4倍、小平霊園は19.4倍
- 横浜市… 申込者が横浜市在住3か月以上。募集は毎年9月。日野こもれび納骨堂の合葬式は令和7年度、応募が募集数を下回り無抽選
- 名古屋市… 市外在住者も申し込める(料金は1.2倍)。生前申込も可。令和8年度は5月10日から翌年3月6日まで随時受付
- 大阪市… 大阪市に3か月以上住民登録がある人のほか、「生前に大阪市居住者であった方のご遺骨を埋蔵される方」は市外でも可(1.5倍)。生前予約は市民65歳以上。4月1日から翌年3月7日まで先着順
- 神戸市・浦安市・市川市… それぞれ市の募集要項に居住要件があります
実家じまいで効くのは、「遺骨の人」で資格が決まるか、「申込者」で決まるかです。東京は申込者、大阪は遺骨の人でも可、名古屋は市外でも可。親が住んでいた自治体と、自分が住んでいる自治体の両方を見てください。東京・横浜・大阪の詳しい条件は東京で親のお墓を探すなら、横浜で親のお墓を探すなら、大阪で親のお墓を探すならに書きました。
同じ施設がずっと募集を続けるとは限りません。都立小平霊園の樹林墓地は、9年間募集したあと、2021年度から募集が無くなりました(小平霊園の樹木葬は、今は申し込めない|樹林墓地は2020年度、樹木墓地は2022年度が最後。都立の樹林型は多磨・雑司ケ谷に移った)。
デメリット:取り出せない、墓標がない、線香をあげられない施設がある
合祀墓のデメリットは、価格の裏返しです。
- 取り出せない。分骨も、後から別の墓に移すこともできません。家族の一人でも「いずれ近くに」と思っているなら、保管期間のある型にしてください
- 個別の墓標がない。手を合わせる場所は共同の碑や献花台です。名古屋市は個別埋蔵墓でも「墓石に名前を表示できない」としています。名前を残したいなら記名板のある施設を選びます
- 宗教行事ができない施設がある。札幌市は「線香をあげたり、お坊さんを呼んでお経をあげるなどはご遠慮願います」、名古屋市は「ろうそく・飲食物のお供えは不可」としています。公営は宗教行事を伴わない前提です
- 無縁の遺骨と一緒になる施設がある。札幌市は「引き取り手のない方のご遺骨(無縁遺骨)も納骨されています」と明記しています。気にするかどうかは家族で決めることです
- 納骨に立ち会えない施設がある。札幌市は職員が納骨し、名古屋市は埋蔵の日を公表しません
これらは、募集要項に全部書いてあります。知らずに納めた、にならないよう、申し込む前に読んでください。
記名板:名前を残したいなら、別料金で刻める施設がある
「名前が残らない」が合祀墓をためらう理由なら、記名板(銘板)を確かめてください。大阪市の合葬式墓地は、希望制で記名板に氏名・生年月日・死亡年月日を刻めます。記名料は1体50,000円(市外は75,000円)で、令和5年度は申請者721件のうち402件が記名を申し込みました。半数以上が、名前を残しています。
一方、札幌市は「ネームプレート作成などは行っておりません」、名古屋市は個別埋蔵墓でも墓石に名前を表示できません。記名板の有無と料金は自治体で正反対なので、先に確かめてください。

申込みから納骨までの順番
- 家族と親族で「取り出さない」を決める。決まらないなら保管後合祀の型か納骨堂
- 親が住んでいた自治体と、自分が住んでいる自治体の公営を見る。資格が申込者に付くか、遺骨の人に付くかを確かめる
- 募集時期を確かめる。通年(札幌・名古屋・大阪)か、年1回(東京6〜7月・横浜9月)か
- 申し込み、使用料を納め、使用許可証を受け取る。いま別の墓にある遺骨なら、この許可証が改葬先の受入証明になる
- いま墓がある市区町村で改葬許可を取る。手続きは墓じまいの手続きはどこへ出す?改葬許可の流れと必要書類
- 納骨する。骨壺から出すか、粉骨するかは施設の指定に従う。立ち会えない施設がある
いま別の墓にある遺骨を合祀墓へ移す場合は、元の墓の墓石を撤去して区画を返す工事が別に要ります。撤去の費用は石材店ごとに違うので、複数の見積もりで比べてください。見積もりを取っても契約の義務はありません。
進める順番
- 「取り出さなくてよい」を家族で決める
- 親の自治体と自分の自治体の公営合祀墓を、資格・時期・使用料で並べる
- 直接合祀か、保管後合祀かを選ぶ。保管期間の年数と、期間中の返還可否を確かめる
- 記名板の有無と料金、お参りの作法(線香・読経の可否)を確かめる
- 申込み→使用許可証→改葬許可→納骨
市営の墓を返して同じ市の合葬へ移る人には、別の入口が用意されていることがあります。14都市で集めた比較は墓じまいする人には、公営の合葬に別枠がある|抽選なし・半額・2体目から安く。14都市を調べたに書きました。
合祀墓のこと、調べたので共有します。
- 合祀墓は、骨壺から出した遺骨をほかの人と一緒に納めるお墓です。納めたあとは取り出せません
- 公営の使用料は1体で、札幌9,100円、大阪5万円、都立5万3,000円、市川7万1,000円、名古屋12万円、横浜7万4,800円+管理料4万6,200円です
- 管理料なしのところが多く、10年・20年保管してから合祀する型は高くなります
- 申し込める人の条件は、東京が居住3年、横浜・大阪は3か月、名古屋は市外も可、大阪は元市民の遺骨なら市外の子でも可です
- 取り出せなくなるので、合祀でいいか、みんなの気持ちを聞かせてもらえますか
よくある質問
「ごうしぼ」と読みます。合祀は「一緒に祀る」、合葬(がっそう)は「一緒に葬る」で、指しているものは同じです。公営では「合葬式墓地」「合葬埋蔵施設」「共同埋蔵墓」「合同納骨塚」、民営や寺では「合祀墓」「合同墓」「永代供養墓(合祀型)」と呼ばれます。17の自治体・団体から20通りの呼び名を拾った一覧は永代供養塔とは何か|公営はどこも「永代供養塔」と呼んでいない。同じ中身が20通りの名前で案内されているにあります。どれも、骨壺から出した遺骨を一つの場所に一緒に納める施設です。
公営は遺骨1体あたり9,100円(札幌市)〜12万円(名古屋市)です。大阪市5万円、都立霊園5万3,000円〜、市川市7万1,000円、横浜市7万4,800円+管理料4万6,200円。管理料が不要な施設が多い。10年・20年保管してから合祀する型は高く、大阪市10万・15万円、都立八柱13万1,000円、名古屋市20万円です。民営は使用料のほかに年会費や供養料が付くことがあります。
軸が違います。永代供養は「承継者の代わりに墓地の経営者が管理・供養する」という管理の話、合祀は「骨壺から出して他の人と一緒に納める」という納め方の話です。永代供養墓の多くは、個別に置く期間(10〜20年など)のあとに合祀されます。合祀墓は、その最終形に最初から納める形なので安く、取り出せません。
取り出せません。札幌市は「納骨後のご遺骨の引き取りは一切できません」、神戸市は「合葬施設へ納骨された遺骨は返還できません」と明記しています。分骨も後からはできません。取り出す可能性が少しでもあるなら、10年・20年の保管期間がある型を選び、期間中の返還可否を確かめてください。
自治体によります。東京都は申込者の都内居住3年以上が要件で、遺骨の人の住所は問いません。大阪市は「生前に大阪市居住者であった方の遺骨」なら市外の子でも申し込めます。名古屋市は市外在住者も申し込めます(料金1.2倍)。札幌市は申請時に札幌市民であることが要件で、生前予約はできません。親の自治体と自分の自治体の両方の募集要項を見てください。
出典
- 札幌市「札幌市合同納骨塚について」(令和8年4月1日)/「合同納骨塚について」(市ホームページ)
- 東京都 報道発表「令和8年度 都立霊園の使用者を募集します」(2026年5月25日)/「公募受付状況と抽選会について」(2026年8月6日)
- 横浜市健康福祉局 記者発表資料(2026年6月30日)/「令和7年度横浜市営墓地・納骨堂使用者募集」応募結果(令和7年10月)
- 名古屋市みどりが丘公園(指定管理者)「合葬式墓地」「合葬式墓地の募集」(令和8年度)
- 大阪市「令和8年度 大阪市設瓜破霊園内合葬式墓地の使用者を募集します」(2026年4月1日)/株式会社オフィスSKG「令和5年度 事業報告書」
- 神戸市 鵯越合葬墓 案内/浦安市・市川市 合葬式墓地 案内(このサイトの永代供養の記事で確認)
- 厚生労働省「墓地経営・管理の指針等について」別添2 埋蔵管理委託型標準契約約款(平成12年12月6日)
- 鎌倉新書「第17回 お墓の消費者全国実態調査(2026年)」(2026年1月、有効回答1,267件)

